外国人活用

帰国できないベトナム人の駆け込み寺へ行ってきました

ベトナムに帰れず、行き場を失ったベトナム人を受け入れる駆け込み寺になっている天白区にある徳林寺へ、食材、飲料、調味料、マスクなどの物資を持って行ってきました。

現在50名ほどのベトナム人が集団生活をしており、全員が元技能実習生。入管と帰国する便が出れば、すぐに帰国することを条件に、そこでの生活を許可されているということでした。

ただ、もうお寺としての収容人数はいっぱいで、これ以上の受け入れは無理だとのこと。それなら、現在収容されている子たちに、日本に残れる手段を講じてあげればどうか、という提案をしてみましたが、その辺りになると、複雑に入り組んでいるようで住職も乗り気にはなってもらえませんでした。感覚としては、お寺としては、住む場所だけを提供しているような感覚を受けました。

現在の日本の感染者の増加を見れば、ベトナムが秋以降も日本からの帰国者を受け入れる可能性はほぼないといっていいと思います。そうなれば、より多くの行き場を失う元技能実習生が増え、その子たちをどうするか、が社会問題にもなってくると思います。

現在、特例として、帰れない技能実習生に関しては、元の職場、または他の職場でも勤務が認められてはいます。ただ、技能実習生の多くが製造業での勤務であり、現在の製造業の状況において、雇用し続けることは非常に難しい。かといって、他の業種で雇用できるとはいっても、帰国ができるまで、という限定的な雇用で考えてもらえる企業があるか、といえば、少ないのは当たり前です。

ここで特定技能という制度があります。業種は限られていますが長期的に外国人を雇用できる制度です。これなら受け入れる企業は多くあると思われますが、ここで問題になるのが、手続きが煩雑で複雑であり、多くの企業が手続きをする前にしり込みをしてしまうことです。ただ、これに関しては、法務省が、現在帰国できない外国人に関しては、要件を満たしていれば速やかにビザの発行をする、という措置をとれば解決します。あとは、日本語能力の高い人材であれば、受け入れてくれる企業も増え、税金でその子たちを保護しなくても、自立して稼いで逆に国に税金と社会保険料を払ってくれる立場になります。

このまま増え続ける元技能実習生、留学生の帰国困難者を税金を使って人権など無視した収容施設に入れるのか。あるいは就業の門戸を広げてその子たちを積極的に就業者にしていき、ちゃんと自分で住む場所をもち、人としての当たり前の生活が送れ、働くことで日本の生産性が上がり、かつ税金と社会保険を支払う側になってもらうのか。

当たり前の判断を、社会的に大きな問題になる前に、法務省には迅速な決断を望みたいと、強く願います。

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