外国人活用

農水省主催。外国人材受け入れ説明会に参加

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1月31日に農林水産省主催の「農業分野における新たな外国人材の受け入れに関する東海ブロック説明会」に参加をしてきました。4月から受け入れが開始される特定技能人材の受け入れに関する説明会になります。

冒頭から農水省の幹部の方から話があったのは、実はまだ具体的な内容が法務省から下りてきてなくて、概要ぐらいしか説明ができない、ということ。

4月から開始でそれで大丈夫なのか、と思いましたが、それでも説明会を開催した農水省の、この制度にかける思い、というのは感じることができました。

なので、1時間30分の時間の中で、説明は30分ほど。後は質問に関してわかる範囲で答える、という形式だったのですが、そこで感じたことが、農水省は特定技能2号の方向性を作りたいのだろうな、ということ。

特定技能2号とは、5年間の一定期間しか働けない特定技能1号の進化した形で、高度な技術を持ち、家族の帯同もできて、日本でずっと働くことのできる人材のことです。現在は建設業、船舶業しかその途をつくっておらず、農業は今回見送る、ということになっています。にも関わらず、その説明に5分くらいは費やし、皆さんの意見を聞いてこれから対応したい、と話をされていたので、そこへ繋がる道をつくりたい、という意志であると感じました。

配布された資料では、農業分野の外国人労働者はこの5年で1.7倍に増加。そのほとんどが技能実習生。というデータがありました。つまり、現在の農業はすでに外国人労働者によって支えられており、そのほとんどが期間限定の技能実習生によって補われている、ということです。

このまま、技能実習生、特定技能1号といった期間限定の就労者を入れ続けても、農業は保ちません。使用者が減っていく中での就労者の受け入れに限界があるからです。

政府が主体となって、大分県で農業人材の担い手を育成する「アジアグローカルビジネスカレッジ」が2020年に開校予定になっています。この学校はまさに農業従事者の育成だけでなく、農業法人の設立、つまり農地を持てる外国人農家の育成も手掛けていく、初めての専門学校になります。

日本の国土は大規模農場に向いた土地は非常に少なく、その点で小規模の農家が非常に多いのが現状です。その農家もすでに後継者はおらず、今従事をされている方々が働けなくなった時点で、ほとんどの農地が荒地に変わるだけと想定されます。

農業は食料自給率の問題だけでなく、景観という観点でも語られるべき問題だと思います。日本の美しい景観を作り上げてきたのは、実りある作物を育ててきた土壌と、棚田に代表されるような、狭い土地の中で作物を育ててきた工夫にあると思います。そのほとんどが荒地となって、美しい国、日本が保てるのか?

農業に必要なのは、外国人の労働者ではなく、日本の農地を使って経営をする外国人農家であると、私は考えます。

 

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