外国人活用

外国人技能実習生の失踪者数は3万2647人

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先日、野党は外国人労働者の受け入れ法案を巡り、技能実習生が参考人として呼んで、その厳しい労働環境の実態を確認した、というニュースがありました。

確かに、昨年だけで7000名の失踪者を出している技能実習制度の問題があるのは事実です。今年だけでも4279人の失踪者が出ています。では、なぜ失踪者が出るのか?

もちろん当人の問題もあります。甘い誘いにのって給与の高いところを求めて失踪するケースがあります。ただ、私の実感としては、当初に言われていた給与、待遇が違う。これが最も失踪に繋がる点ではないか、と感じています。

圧倒的に失踪が多いのが建設業ですが、現場作業は天候に左右されます。雨が降れば休みで給与なし。あと、建設業は現場時間なので、現場までの往復時間は給与に含まれないところが圧倒的に多い。あと、備品や装備なども支給ではなく、給与から天引きのところもあり、結果として来日前に提示をされていた給与とは、著しくかけ離れた手取り額となってしまうことがあります。

あと、職人さんの気質の荒さによるパワハラや、危ない作業を平気でやらせる環境など、失踪に繋がる理由は数え上げればキリがありません。

だから、特定技能での就労は反対?

エッ、それは違うような…

上記に挙げた状況が何故起きるのか。それは、技能実習生は辞めない、という前提があるからです。技能実習生には厳しく当たりながら、日本人の新人は優しく対応する、なんてことが当たりまえのようにあるのは、日本人だと厳しくあたると辞めていってしまうから。結局は自分に仕事がふりかかってくるから辞めないよう対応するわけです。たまに人種偏見の人もいますが(怒)

私は建設業は絶対に転職ができる特定技能に切り替えるべきだと考えています。転職ができる、となれば対応は当然変わってきます。あと、特定技能2号になれば、熟練者として正社員の道がつくられるので、使い捨ての労働者ではなく、いかに就労者となってもらえるか、ということで積極的に技術も教えるでしょう。実際に技能実習制度が3年から2年の延長があって、どの業界からの継続が多いかというと、建設業です。

つまり、簡単な作業しかさせなかった製造業だと、2年継続する旨みがあまりないが、技能を覚えていく建設業にとっては、3年の経験を積んだ人材はぜひとも引き留めたいという思いがあります。だから、建設業は熟練者にすることによって永続的に働ける可能性がある特定技能にすべきだし、日本で働きたい外国の方もそれを望んでいます。

失踪者が多いから特定技能反対、は意味が分かりません。まずは失踪者の多い建設業から特定技能へ転換をしていって、失踪者を減らす。それが日本で働く外国人の人権を守る最も有効的な手段です。

 

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