2018年5月時点での統計の数字です。対前年比11.6%増加しています。
留学生の多い国は中国の10万7260人、ベトナム6万1671人、ネパール2万1500人、
という順になっています。
ベトナムが依然として堅調に推移をしており、ネパールは一時の急激な伸びから
少し落ち着いた感があります。
あと、中国がまた勢いを取り戻しているかと。対前年比8777人増と、増加数でも
トップになっています。
そこには中国の苛烈な競争社会が背景にあると言われています。
猛烈な受験戦争、社会に出た後も競争に晒される社会から逃れて、
のんびりできる日本を求めて、日本の大学に入学し、日本の会社で勤務を
する若者が増えているそうです。
ほんの数年前は、中国からの留学生の多くが出稼ぎ留学生だと言われてました。
5年ほど前までは、求人誌で募集をすれば、大挙して中国人が募集に押し寄せる
ような状態でした。
ただ、現在は募集をかけても、中国人が応募に来ることはほとんどありません。
前に時給1200円で応募に来た中国人に、そこは外国人の雇用がダメで、時給1000円
なら、働ける場所があると伝えたら、そんな安い時給では働けないよ、と鼻で笑われ、
世の中変わったな、と隔世の感を覚えた記憶があります。
海外は急激に変化しています。変わらないのは日本だけですかね(泣)