2017年10月の統計で日本で働く外国人の内訳
永住許可を得た人、日系人、日本人と結婚をした人 45万9000人
高度な技術を持つ人、研究者、医師など 23万8000人
技能実習生 25万8000人
留学生 26万人
これ厚生労働省の出している統計ですが、違和感を感じるのは私だけでしょうか?
留学生が何故に労働者に区分をされているの?
技能実習生は労働者としてではなく、発展途上国への技術支援として受け入れをしている、と主張しているのは厚生労働省ですよね?
技能実習生を送りだしている国の方から聞いた話ですが、政府としてもすでに人手不足を技能実習制度の拡大で乗り切る、と表明をしているのに、送り出し国への説明では、厚労省はまだ技術支援だと主張しているそうです。
技能実習生も留学生も、本当は労働者としてアテにしていながら、労働者ではないと主張するやり方は、ただの欺瞞です。
だから、外国人雇用はグレーだとか、ブラックだとか言われる。
この秋の特定技能の法案の審議で、少しでも実情に目を向けた論争があることを期待しています。